高校卒業後、進学して看護を勉強し、
希望通り、小児外科系病棟に配属されました。
そこで約6年の間に、いろんなこどもと出会いました。
生まれたときから何かの病気だったこども、
健診のときに病気がわかったこども、
もうちょっと大きくなって、突然具合が悪くなったこども
共通していることは
みな健気(けなげ)だ、というところ。
こどもが入院して家族の結束が強くなったおうちもあれば
みんな心が疲れて離れていったおうちも…。
手術の後に、新たなご苦労が加わって
当惑したご両親もいらっしゃいました。
こどもの入院が長期にわたると、
思い描いていたような子育てができなくて、悩んでいたご両親もいらっしゃいました。 |